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【東京セッション】4日目

東京セッション4日目報告です!



インターネット

東京セッション4日目は、昨日の東京観光と宴会(+内定式)で少々疲れ気味で始まりました。

本日は、「インターネットと政治」をテーマに、インターネットが現在の政治にどのような影響を与えているかについて話し合いました。
日本の事例として挙げられたのは、尖閣諸島での漁船衝突事件での動画流出事件でした。
中国の事例としては、高速鉄道事故が挙げられました。
両国の事例と双方の見解を総合した結果、どちらの国においてもインターネットは市民の力を強め、政府の力を弱めているということが言えるという結論に至りました。

その一方で、違いが現れた点もあります。
一つは、政治を報じるマスメディアのインターネットとの関わりについてです。
日本では、インターネット上での言説とメディアの関わりはそれほど多くないと東大側の学生は考えていました。
しかし、中国側の学生は、中国版twitterやブログでの意見がしばしばマスメディアに取り上げられるようになった現象を指摘しました。
その結果、インターネットでの言説空間の台頭が相対的に旧来のマスメディアの力を減少させているといえる日本に対して、
新しいメディアをも取り込み、自らの役割を変化させようとしている中国のマスメディアの姿が対比できました。
二つ目は、インターネットと格差についての指摘です。
インターネットは相対的に市民の力を強めているものの、より社会的な資源を持つ人達にその恩恵が集中しているというのが北京大生側の意見でした。
日本においてはそのような明確な事例は見られないため、日中での違いが見られました。

本日の議論においても、日中において様々な差異はあるもののインターネットの存在が社会に大きな影響を与えていることを確認できました。
京論壇東京セッションも残り少なくなって来ましたが、明日からも用意したトピックを話しきるとともに、一つ一つの議論を深掘っていければと思います。
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ジェンダー分科会

 東京セッション4日目になりました。前日のワンデイトリップとパーティで一日楽しんだ後、気持ちを入れ替えての議論になります。
 今日はまず2日目に他の京論壇メンバーを対象に行ったアンケートの結果について考察しました。我々は「中国人は日本人に比べて身の回りのセクシャルマイノリティの存在を受け入れやすい」という予想の下アンケートを行いました。ところが結果は「東大生の方が北京大生より受け入れやすい」という結果になりました。
 予想と結果が乖離した理由について話しあった結果、サンプルの偏りなどの問題は留意しつつも、「問題を北京大生が現実的に捉えているのに対して、東大生は理想的に捉えているのではないか」という意見が出ました。集計の結果北京大生は身の回りに多くのセクシャルマイノリティが存在していて、彼らをより身近に感じ、選択肢をより身近なものとみなしている可能性があります。一方東大生はセクシャルマイノリティについて議論をするときより“人権”という言葉に言及する傾向があります。そのため、選択肢をよりイデオロジカルに捉えているのかもしれません。
 その後議論のフレームワークを見直す段階で、東京側と北京側の理解に齟齬が生じました。その齟齬について日中に分かれて議論していく中で、北京側の東京側に対する不満が表面化することになりました。北京側の発言に対する東京側の反応があまりに弱すぎる、もっとクリティカルになって欲しい、ということでした。一方の東京側の意見としては、リサーチの時間がきちんと取れていないことから発言に筋が通せない、リサーチ時間が欲しいというものがあがりました。
クリティカルな思考を大切にする北京大生と、リサーチを下に自分の意見をくみ上げる東大生。そのディスカッションのスタイルの違いが生んだすれ違いでした。やはり違ったバックグラウンドを持った学生同士での、しっかりとした議論の構築は一筋縄にはいかないようです。京論壇の醍醐味と難しさを実感した一日でした。
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京論壇2011

Author:京論壇2011
京論壇(きょうろんだん/Jing Forum)は、2005年に東京大学と北京大学の学生によって結成された国際学生討論団体です。年に一度、北京と東京で一週間ずつ合宿を行い、日中間の様々な問題について、官公庁・企業・専門家などを訪問して共に学びながら、「学生ならではの視点」から議論を重ね、その成果を社会に向けて発信しています。

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