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【北京セッションまとめ】国家イメージ分科会

こんにちは!!東京セッションも目前に迫ってきました。
北京セッションにおける議論の小括をこれから掲載していきます。

第一回目は、国家イメージ分科会です。
参加者の打越君が書いてくれました。
明日以降、インターネット、ジェンダー分科会からの小括も掲載いたします。
楽しみにお待ちください!



こんにちは、国家イメージ分科会参加者の打越です。

国家イメージ分科会はそれぞれの国が、それぞれの国や国民に対して抱いているイメージがどのように形成されてきたかを議論することで、互いの国に対する悪いイメージを改善し、良いイメージを伸ばしていくことを目的にしています。

そのため、私たちがセッションを通じて議論したいこととしては、二つあります。
一つは悪いイメージのもととなっているナショナリズムです。
もう一つはその国の良いイメージであるソフトパワーです。
北京セッションでは主にナショナリズムについて議論しました。

私たちの分科会では始めに
”Instead of technical or policy thinking, as students, we should focus on our values.”
という認識を共有し、自分たちの価値観を掘り起こすプロセスを大事にしようと合意し、話を始めました。

2日目から情報を共有し、本格的な議論に入っていきました。
はじめは日中間で意見が割れることはなかったのですが、3日目の「なぜ自分の国を愛するのか」という問いに対して、日中で色が分かれました。
東大側は、日本人や日本社会が好きだからというように、日本人→日本の構図で国を愛している人が多かった一方、
北京側はまず、中国という国に誇りを感じ、その結果、中国人も好き、と中国→中国人の順番で国を愛していました。

次の問いの「自国が他国に侵攻されたときにどこまで自分は犠牲を払えるか」でも少しの奉仕も払いたくない人がいた日本と、ある程度の犠牲を払うことを認める中国と差がはっきり出ます。
しかし、「なぜそこまで犠牲を払うほど国を愛する理由は何か」と尋ねても「伝統ある中国に誇りを感じるから」という答えだけです。
誇りを感じるだけで戦場に赴くまでの犠牲が払えることに疑問を感じた日本側は、質問を変えます。
「なぜそこまで犠牲を払わなくてはいけないのか」との問いに「中国は長年外敵に狙われてきた歴史を持ち、中国人は漠然と不安感を感じ、そのため互いにある程度の犠牲を払うことが必要」という答えが返ってきました。
この不安感(insecurity)は日本側にとって新鮮な答えでした。

翌日に議論した尖閣問題に関しても、同様の不安感が見えてきました。
議論の結果、尖閣問題に敏感になるのは中国には権益を他国に奪われる不安感が根底にあることが分かります。
つまり、中国(人)は日本を含む周りの大国に等しく警戒感を抱いているのに対し、日本(人)は中国にとりわけ警戒心を抱いているのでした。

このように、個人の価値観を重視した結果、新しい発見が多い議論になりました
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京論壇2011

Author:京論壇2011
京論壇(きょうろんだん/Jing Forum)は、2005年に東京大学と北京大学の学生によって結成された国際学生討論団体です。年に一度、北京と東京で一週間ずつ合宿を行い、日中間の様々な問題について、官公庁・企業・専門家などを訪問して共に学びながら、「学生ならではの視点」から議論を重ね、その成果を社会に向けて発信しています。

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