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【北京滞在3日目】~議論、ときどき北京ダック~

こんにちは!orニーハオ!

京論壇2011北京セッションも三日目が終わりました。
今日も朝9時から議論がスタートしました。

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ホテルから北京大学のキャンパスまで移動中。

それでは、昨日に引き続き各分科会の議論の様子をお伝えいたします(*^_^*)


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【ジェンダー】
議論三日目。
今日はジェンダーに関する問題点の洗い出しから始めました。
教育・職業・家族の分それぞれの分野について、日本の問題・中国の問題・日中共通の問題を挙げていきました。
その過程で両国のジェンダー事情について、より深い理解を得る事ができました。

議論

例えば、中国では女性の貞操が日本よりも重視されます。
結婚前の女性には貞操が求められるという慣習が、中国人女性が職場でセクシャル・ハラスメントの被害に遭ってもなかなか声を上げられない要因の一つになっているのではないかと分析しました。

また、日本の女性は中国人女性に比べて、男性からの独立心が弱いという点も指摘されました。
その原因もいくつか考えられました。
日本企業が一般的に総合職と事務職を分けているため、給与の低い事務職での採用が多い女性にとって、一人で暮らす事が現実問題として困難である。
家事をして夫を支える母の姿を見て成長するにつれ、自然と男性への依存心を抱いてしまうのではないか。
などなど、中国側とのやり取りを通して見えてきたことも多くありました。

一方、中国では女性が男性を根本的には信頼していないから(北京大女子の ”Men can betray women.” はなかなか重みのある一言でした。)、経済的な独立を自分で確保する事が重要になってくるそうです。
さらに、一人っ子政策の影響で、家庭の中心として育てられてきたために、女性であっても自分の意見を持ち、誰かに従う事を良しとしない気質が形成されるという意見もありました。

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これは議論の合間に食べたスイカです。
とっても甘くてみずみずしいスイカに癒されました。
大きなスイカをまるまる運んで来てくれた北京大スタッフに感謝です。

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【国家イメージ】
今日も引き続きナショナリズムについて話しました。

興味深かった議題は、
「愛国心によって、どのくらい国へ犠牲を払うことができるか。」
というものです。
特に、自国の中で、自分や自分の家族などが住んでいない場所が他国に攻撃され戦争が始まったという状況においては、どれほど犠牲を払えるかという話をしました。


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他の議題でもそうなのですが、北京大メンバーと東大メンバーで意見がきれいに分かれるわけではありません。
この質問では、東大側には、かなりの犠牲を払っても良いと考えるメンバーもいれば、少しの犠牲も払いたくないというメンバーもいました。
北京大の多くのメンバーは、少しの犠牲も払いたくないという意見に対して、「reasonableには理解できるが、emotionalには自分の中で受け入れることはできない」と答えてくれました。
東大メンバーの間での意見の違いから、北京大メンバーの価値観を見出すことができました。
明日以降は、東大メンバーが自らの価値観を見出す場面があればなと思います。


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ちなみに、今日は北京大メンバーの誕生日ということで、北京大付近でケーキを買ってみんなで食べました!

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【インターネット】
今日は大きな前進があった一日。
議論について、「日中の違いを明確にし、その理由を検証する」「共通の問題を見つけ、どうすべきかを検討する」という議論の枠組みを徹底したことが功を奏したのだと思います。

スタッフとして議論を側で聞き、日中の議論に対するスタンスの違いを感じることが出来ました。
北京大生は帰納的に考え、多くのアイディアをだすことを得意とするように感じます。
さらに、ひらめきとともに話し始める機会が多いようでした。
そのため、意見の量は北京大生の方が多かったように感じます。

それに対し、東大側の学生は枠組みに沿って考えを深めることが得意なようです。
きちんと意見が固まってから発言する東大生は口数は北京大生に比べて少ないものの、一言一言に論理性や深みがあるように感じられました。

議論の内容としては、前日までの議論の再解釈(人肉搜索と偏りのある情報について)と、本日聞いた北京大の教授の講義についての復習を行いました。
議論がヒートアップして、「ネットコミュニティ」の本質から離れそうになる場面もありましたが、後半にはきちんと軌道修正することができました。

もうすぐ北京セッションも折り返しです。
良いアウトプットを出せるよう明日も頑張ります!


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白熱した議論の様子


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我らの議長


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以上が3日目の分科会報告でした。

それから、今日はついに!待ちに待った!北京ダック!を夕飯に食べましたー(^-^)
通常の昼食や夕食は分科会ごとで取るのですが、今日は特別に全体で集まって食べています。
分科会を超えた交流ができたと思います☆

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待望の北京ダックが来るのを待つ面々。
「まだかな、まだかな~♪」

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お!

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お!!?

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おーーーーーーーーーーー!!!!!
というわけで、

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おいしくおいしくいただきました☆
北京大生に聞いたら、北京ダックを食べることは普段あまりないそう。特別な料理だそうです。

ちなみに、周囲のテーブルからは時々ガラスとガラスがぶつかるガチャガチャという大きな音が聞こえてきました。
「何かな?」と思って見ると、宴席の人々がコップをテーブルにぶつけています。
どうやらこちらの「乾杯」の方法のようです。

何度も何度も「ガチャガチャ」と音が響き、相当盛り上がっているようでした。
その盛り上がりを横目に、私たちは再び議論へと大学に戻っていくのでした。

☆3日目。おしまい☆
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京論壇2011

Author:京論壇2011
京論壇(きょうろんだん/Jing Forum)は、2005年に東京大学と北京大学の学生によって結成された国際学生討論団体です。年に一度、北京と東京で一週間ずつ合宿を行い、日中間の様々な問題について、官公庁・企業・専門家などを訪問して共に学びながら、「学生ならではの視点」から議論を重ね、その成果を社会に向けて発信しています。

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