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【北京セッションまとめ】インターネット分科会

今日はインターネット分科会に北京セッションの報告をしてもらいます。
こんにちは。インターネット分科会の参加者、板橋優樹です。以下がインターネット分科会の北京セッションの報告です。

1. 概要
 我々インターネット分科会は、北京セッションにおいて「インターネットが個人のもたらす影響」というテーマの下、3つのトピックについて議論を行った。一つ目が“オンライン上での社会的制裁“、二つ目が”ネットにおける偏見“、そして三つ目が”人間関係や日常生活におけるインターネットの影響“である。
 この議論の論拠を担保するものとして、北京セッションでは北京大学の教授の講義を拝聴した他、フィールドワークとして中国版Facebookと言われている人人網(Renren.com)にヒアリングに赴き、非常に示唆に富んだアドバイスを頂いた。
 実際の議論の内容であるが、まず“オンライン上での社会的制裁”については、中国国内における「人肉捜索」という事象に焦点を当てて議論を行った。これは現実社会において犯罪類似行為を行った者に対し、ネット上で個人情報を特定する等の方法により社会的制裁を加えるというものである。日本においても、某巨大掲示板での個人攻撃的な炎上が問題となり、人肉捜索と似たような現象が起こっているといえる。
 次に偏見についてであるが、ここでは偏見をインプットとしての情報やソースなどにおける偏りと、我々個人を経由したアウトプットとしての偏見に分類し、それぞれ二重チェックやフィルタリング等の方法による防御が可能であるとの結論に至った。
 最後に日常生活における影響についてである。ここでは、共同体に対する影響の理由として、インターネットの他者排他的な性格や低価格料金についての議論が交わされた。

2. 所感
 北京セッションにおける議論を通し、私が最も興味深いと感じた点は最初の社会的制裁の部分である。なぜなら、他の2つのトピックに比べて日中間における相違が最も顕著に現れている分野であり、同時に両国間において社会的問題の一つとして認識されているからである。この点については、両国の参加者とも自らの経験からいくつかの事例を提示し、より具体的な議論についての対比を行うことができたという観点からも有意義であったと感じている。
 中国においては日本に比較的多数の事例が存在し、様々な経験を経ていると思われる。そこで、東京セッションにおいては、我々東大サイドとしてもより自分の経験に引きつけ、具体的な話を心がけ、将来への展望等についても触れる時間を設けられればと思う。
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プロフィール

京論壇2011

Author:京論壇2011
京論壇(きょうろんだん/Jing Forum)は、2005年に東京大学と北京大学の学生によって結成された国際学生討論団体です。年に一度、北京と東京で一週間ずつ合宿を行い、日中間の様々な問題について、官公庁・企業・専門家などを訪問して共に学びながら、「学生ならではの視点」から議論を重ね、その成果を社会に向けて発信しています。

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