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【北京セッションまとめ】ジェンダー分科会

こんにちは。今日はジェンダー分科会の山内君にジェンダー分科会の北京セッションの報告を書いてもらいました。以下が報告です!!

ジェンダー分科会議論のまとめ

議論の流れに沿いつつ具体的に何を話したのかを報告します。
まず始めに、みんなの理想のgender relationship、ワークライフバランス、結婚観を共有しました。多くの参加者が休暇の重要性を強調するなど日中で共通点も見られましたが、中国では高学歴の女性は社会に出てからだと結婚相手を見つけるのが困難なため、大学のうちに相手を見つける人が多いなど日本と少し違う点ではないかという印象を受けました。そして、現状の分析として3つのモデル(独身女性、子供を持ってるが働いている女性、専業主婦)をもとに話し合い、自分たちの理想のジェンダー間の関係やそのロールモデルを増やすにあたって障害となっている現状を指摘しました。
そして、現在の問題を列挙したあと、問題をグループ分けして、グループごとの関係性をみつけGender circleとしてまとめる作業をしました。結果的に問題は、3つのグループ(considered differently, treated differently, subordination to men)に分けられました。そして、これらの3つのグループが、経済的、文化的、国際社会からの圧力といった要素から影響されつつ、循環し不平等を生み出していると結論づけました。

このGedender circleが不平等(inequality)を生み出している状況下で、Circleを断ち切る、つまりGender equalityを達成するにはどうしたらいいかを話し合い、解決案を出しました。解決案は、大きく、社会の役割、政府の役割、個人の役割に分けられ、そのうちの一つに、出産・子育てで職を一時離れる際に、会社に対して政府や基金から補助金を出すというものがありました。これには女性が職を離れることを嫌う会社が女性の採用をためらうことへの解決策となると考えられます。ただ、議論の中では、女性の採用の際の不平等を解決するメリットは何なのか、資金を提供する政府へのインセンティブは何なのかといった疑問が挙げられた。
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【北京セッションまとめ】インターネット分科会

今日はインターネット分科会に北京セッションの報告をしてもらいます。
こんにちは。インターネット分科会の参加者、板橋優樹です。以下がインターネット分科会の北京セッションの報告です。

1. 概要
 我々インターネット分科会は、北京セッションにおいて「インターネットが個人のもたらす影響」というテーマの下、3つのトピックについて議論を行った。一つ目が“オンライン上での社会的制裁“、二つ目が”ネットにおける偏見“、そして三つ目が”人間関係や日常生活におけるインターネットの影響“である。
 この議論の論拠を担保するものとして、北京セッションでは北京大学の教授の講義を拝聴した他、フィールドワークとして中国版Facebookと言われている人人網(Renren.com)にヒアリングに赴き、非常に示唆に富んだアドバイスを頂いた。
 実際の議論の内容であるが、まず“オンライン上での社会的制裁”については、中国国内における「人肉捜索」という事象に焦点を当てて議論を行った。これは現実社会において犯罪類似行為を行った者に対し、ネット上で個人情報を特定する等の方法により社会的制裁を加えるというものである。日本においても、某巨大掲示板での個人攻撃的な炎上が問題となり、人肉捜索と似たような現象が起こっているといえる。
 次に偏見についてであるが、ここでは偏見をインプットとしての情報やソースなどにおける偏りと、我々個人を経由したアウトプットとしての偏見に分類し、それぞれ二重チェックやフィルタリング等の方法による防御が可能であるとの結論に至った。
 最後に日常生活における影響についてである。ここでは、共同体に対する影響の理由として、インターネットの他者排他的な性格や低価格料金についての議論が交わされた。

2. 所感
 北京セッションにおける議論を通し、私が最も興味深いと感じた点は最初の社会的制裁の部分である。なぜなら、他の2つのトピックに比べて日中間における相違が最も顕著に現れている分野であり、同時に両国間において社会的問題の一つとして認識されているからである。この点については、両国の参加者とも自らの経験からいくつかの事例を提示し、より具体的な議論についての対比を行うことができたという観点からも有意義であったと感じている。
 中国においては日本に比較的多数の事例が存在し、様々な経験を経ていると思われる。そこで、東京セッションにおいては、我々東大サイドとしてもより自分の経験に引きつけ、具体的な話を心がけ、将来への展望等についても触れる時間を設けられればと思う。

【北京セッションまとめ】国家イメージ分科会

こんにちは!!東京セッションも目前に迫ってきました。
北京セッションにおける議論の小括をこれから掲載していきます。

第一回目は、国家イメージ分科会です。
参加者の打越君が書いてくれました。
明日以降、インターネット、ジェンダー分科会からの小括も掲載いたします。
楽しみにお待ちください!



こんにちは、国家イメージ分科会参加者の打越です。

国家イメージ分科会はそれぞれの国が、それぞれの国や国民に対して抱いているイメージがどのように形成されてきたかを議論することで、互いの国に対する悪いイメージを改善し、良いイメージを伸ばしていくことを目的にしています。

そのため、私たちがセッションを通じて議論したいこととしては、二つあります。
一つは悪いイメージのもととなっているナショナリズムです。
もう一つはその国の良いイメージであるソフトパワーです。
北京セッションでは主にナショナリズムについて議論しました。

私たちの分科会では始めに
”Instead of technical or policy thinking, as students, we should focus on our values.”
という認識を共有し、自分たちの価値観を掘り起こすプロセスを大事にしようと合意し、話を始めました。

2日目から情報を共有し、本格的な議論に入っていきました。
はじめは日中間で意見が割れることはなかったのですが、3日目の「なぜ自分の国を愛するのか」という問いに対して、日中で色が分かれました。
東大側は、日本人や日本社会が好きだからというように、日本人→日本の構図で国を愛している人が多かった一方、
北京側はまず、中国という国に誇りを感じ、その結果、中国人も好き、と中国→中国人の順番で国を愛していました。

次の問いの「自国が他国に侵攻されたときにどこまで自分は犠牲を払えるか」でも少しの奉仕も払いたくない人がいた日本と、ある程度の犠牲を払うことを認める中国と差がはっきり出ます。
しかし、「なぜそこまで犠牲を払うほど国を愛する理由は何か」と尋ねても「伝統ある中国に誇りを感じるから」という答えだけです。
誇りを感じるだけで戦場に赴くまでの犠牲が払えることに疑問を感じた日本側は、質問を変えます。
「なぜそこまで犠牲を払わなくてはいけないのか」との問いに「中国は長年外敵に狙われてきた歴史を持ち、中国人は漠然と不安感を感じ、そのため互いにある程度の犠牲を払うことが必要」という答えが返ってきました。
この不安感(insecurity)は日本側にとって新鮮な答えでした。

翌日に議論した尖閣問題に関しても、同様の不安感が見えてきました。
議論の結果、尖閣問題に敏感になるのは中国には権益を他国に奪われる不安感が根底にあることが分かります。
つまり、中国(人)は日本を含む周りの大国に等しく警戒感を抱いているのに対し、日本(人)は中国にとりわけ警戒心を抱いているのでした。

このように、個人の価値観を重視した結果、新しい発見が多い議論になりました

【北京滞在最終日】中間報告会@北京大学

9月22日 京論壇中間報告会@北京大学

北京セッションもあっと言う間に最終日、今日は北京大学での中間報告会です。
100人近く入る会議室で、ゲスト、アラムナイ、一般の観客を迎えて行いました。
①mp;op

まずは各分科会からの報告です。12分間のプレゼンテーションと、10分間の質疑応答を、3分科会がそれぞれ行いました。

まずはインターネット分科会の報告です。
北京大生と東大生一人ずつがプレゼンテーターとなり、英語のプレゼンを行っています。
②mp;net

続いて、ジェンダー分科会です。
日本と中国における女性の就業状況を比較している場面です。

③mp;gender

最後は国家イメージ分科会です。
北京大生と東大生が対話する形式で、プレゼンを行いました。

④mp;ni


各分科会の内容に関しては、後日ブログでまとめて報告させていただきます。

各分科会からの報告が終わった後は、ゲストの方からコメントをいただきます。
今回の報告会では、3人のゲストをお迎えしました。

まずは、加藤嘉一さん。京論壇の設立メンバーです。
京論壇の活動に対して激励のスピーチをいただきました。

⑤mp;kato-san

続いて、宮内雄史さん。東京大学北京代表所所長でいらっしゃいます。
分科会発表の内容にコメントをいただきました。

⑥mp;miyauchi-san

最後は、王新生教授。北京大学で歴史を研究していらっしゃいます。
自分の頭で考えてしっかりと議論をすることが大事、というメッセージをいただきました。

⑦mp;pro.wang


以上で、中間報告会は終了です。
一週間にわたる北京セッションは、あっという間に終わってしまいました。
スタッフ・参加者ともに朝から晩まで、時には睡眠時間を削って議論をしていたことが、
遠い昔のようです。
議論でうまくいったこと・いかなかったこと、それぞれの収穫と課題を持って、メンバーは10月1日からの東京セッションに向かいます。
引き続き頑張っていきましょう~

【北京滞在6日目】中間発表前日!

北京滞在も6日目。
北京での議論を総括する中間発表が明日に迫りあわただしい一日でした。
各分科会のレポートを御覧ください。



【ジェンダー】

北京セッションも終わりに近づき、今日は明日の中間発表に向けてジェンダー・イクオリティーについての議論のまとめをしました。
mail.jpg

これまでは身近な現象から概念的な問題まで、ジェンダーに関する個々の問題に対して意見を交換し合いました。
今度はその個々の問題をフレームワークに落とし込み、それぞれのつながりを意識しながら解決策を考える段階です。

いかに現状を改善させるか。
抽象的かつ曖昧な議論に陥りがちな段階ですが、できるだけ具体的で新しい提案をできるように知恵をひねりました。

新規なアイディアを出しつつも、現実との折り合いを考える事も必要となってきます。
これまで以上に、参加者それぞれが熱く各自の意見を述べていました。

議論も熟してきましたが、約一週間を共に過ごす中で、東大生と北京大生の中もぐっと近づきました。

北京大参加者のStevenは、
「一週間の北京セッションを通じてメンバーはとても良い友人になった。議論においてのみならず、日常生活においても大きな影響をもらった。」
と北京セッションの感想を語ってくれました。

日本側参加者の松田文陽さんが
「中国人のホスピタリティーに感動した。」
と言っていたように、北京大生はセッション中本当に親切にしてくれました。
疲れているにも関わらず北京大のお土産を買いたいという私達のわがままに付き合ってくれたり、朝早くホテルまで迎えに来てくれたり…。
東京セッションではそれ以上に手厚いもてなしをしたいと思いました。

食事の間も楽しい会話は途切れません。
この日は吉野家での夕食でした。
しばしの休息の後、夜中まで議論は続きます。

2.jpg




【国家イメージ】

国家イメージ分科会参加者のレムです。
あっという間に北京セッション閉会式の前日になりました。
昨日万里の長城を登った後の筋肉痛を抱えながら北京セッションのハイライトである中間プレゼンテーションのために、スタッフたちが要約して下さった三日分のディスカッションの内容を確認することから一日が始まりました。

そして午後のフィールドトリップを備え、昼食後にソフトパワーの定義と、企業によるソフトパワーの情報交換が行なわれました。
フィールドトリップ先の三菱商事で副代表の岩城様から会社の事業そしてその社会貢献について話して頂きました。
質疑応答の部分では、ソフトパワーに関する話題もご自身の30年間中国での勤務経験に基づいてたくさん語ってくださり、企業における良いイメージは決して自らの努力だけで達成できるものではなく、同じ業界にある様々な企業の総合したイメージに影響されるというお話に対してとても興味深く感じました。

todai.jpg

フィールドトリップの後に北京大学に戻り、夕食で一息をしてからまた翌日の中間プレゼンテーションの準備に打ち込み、なんとか代表と副代表たちによる進捗確認(21:45)までにプレゼンテーションのフレームワークを決め、パワーポイントを半分まで出来上がりました。
いつもの議論終了時刻の22時に到底準備を終わらせることができなかったので、今日はカフェで深夜まで苦闘でした。
分科会メンバーたちも観衆も満足できるようなプレゼンができるように願っています。




【インターネット】

いよいよ最終日。ミッドタームプレゼンの前日です。
インターネット分科会では午前はインターネットが日常生活に与えた影響を議論し、午後は今までの議論をまとめてプレゼンを作ることに費やしました。
午前の議論では、白熱した議論が戦わされました。日常に起こる様々な問題。つい時間を使ってしまうこと、青少年に与える影響などが議論されました。


oo.jpg
午前の議論をまとめたホワイトボード

日常に与えるプラスの面、マイナスの面それぞれについて議論しましたが日中での違いはなかなか出てきませんでした。
そこで「インターネットが青少年に与える影響」を共通の問題と捉え、主に議論しました。
ただし、解決策としてはよく言われるような一般的なものに偏ってしまったなあという印象でした。
やはり、既存のイメージや皆が知っているようなデータから独創性のある意見を出すのはなかなか難しかったかもしれません。
もう少し事前リサーチを、「ほかの人が知らない情報をひとつはつかむ」というような形にしておくともっと良い議論が出来たかもしれません。
また、共通の問題に対して、「日中で協力して取り組むことで解決する」というような視点が抜けつつあったとも感じました。
「日中だから出来ること」「日中でやる意義」を見つめ直さなければならないと感じて、東京セッションに向けてよい課題が発見できました。

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パワポ作成中

午後はプレゼンの準備に当てました。
分科会初の分担作業でしたが、和やかな形で進み、非常にうまくいきました。
参加者が事前にパワポをまとめていたことが功を奏しました。

北京での分科会活動では、内容の濃い議論をすることができました。
ただ、「インターネット」「日中」という軸を少し忘れてしまう場面もありました。
東京セッションでは、そのような反省を生かして、より良い分科会にできるよう頑張りたいと思います。

プロフィール

京論壇2011

Author:京論壇2011
京論壇(きょうろんだん/Jing Forum)は、2005年に東京大学と北京大学の学生によって結成された国際学生討論団体です。年に一度、北京と東京で一週間ずつ合宿を行い、日中間の様々な問題について、官公庁・企業・専門家などを訪問して共に学びながら、「学生ならではの視点」から議論を重ね、その成果を社会に向けて発信しています。

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